120.案内標識【丸森駅/角田/梁川】

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所在 宮城県伊那郡丸森町
標識コード 103A〈方面・方向及び距離〉
撮影 令和4年(2022)5月
場所 37.922487, 140.763107
備考 平成18年(2008)の比較画像あり

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阿武隈川のほとり、国道349号線の変形交差点にある比較的よく知られた白看。
数が少なくなった103Aタイプである。
「角田」の「角」の字に特徴があるが他にはあまり特徴がないが、あえて特徴を探すのであれば矢印が全て左側にまとめられており、どこかバランスが悪い。

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一見した印象は比較的新しそうな白看ではあるが、裏側は「ロ」型で旧いものとわかる。
この白看、過去にも撮影しており、それはもう16年も前の平成18年(2008)のことである。

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キレイだ!
支柱は錆びているが、看板板面は文字も色もしっかり残っており、十分に視認性が残っている。
その後16年の時を経て、表面の錆がかなり進行しているのがわかる。
今回再訪した時も、激しい雨に打たるままに立っていた。
細かく見ていくと、当然ではあるが平成18年当時にぽつぽつと発生していた錆が大きくなり、板面を侵食している。
それぞれ、「1km」の右上、「KAKUDA」の「D」と「A」の間、「YANAGAWA」の一つ目の「A」の上、角田の方向を示す「→」の左側の錆が特徴的だ。

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白看に限ったことではないが、錆はほおっておくとカビのように広がり侵食してゆく。
この白看が「茶看」になるのもそう遠くはないことと思われる。
その頃にはこの目立つ交差点に立つ白看も撤去されてしまうのだろう。

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094.案内標識【寺泊/弥彦山/弥彦】

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所在 新潟県長岡市
標識コード 103A〈方面・方向及び距離〉
撮影 令和2/2020年1月
位置 37.691995, 138.793094
備考

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貴重な新潟県内の白看。
この白看と対をなす、反対側の白看は14年ほど前に撮影済みだったのだが、当時この白看の存在には全く気付いていなかった。
それが白看採集帳様で紹介されているのを知り、撮影の機会を覗っていた。
自宅から車で40分ほどの場所なので、行こうと思えばいつでも行けるのだが、前回撮影した時には夏季で日差しが強く、雑木の樹勢も盛んであったため、撮れた写真も今一つ。
そこで今回、正月休みを使って再撮影してきたものだ。

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ご覧の通り、もうボロボロで案内標識の役目はとうに果たしていない。反対側もそうだったが、廃標識状態である。
しかし貴重な新潟県内の白看、しかも103Aであるので、現存するうちに撮影ができてよかった。
反対側同様、吊り下げ式ではなく自立式の103A。
きれいに対をなしている。
ただ、この標識を見るためには、行き止まりの西生寺側から走ってこなければならず、この路線の交通量は決して多くはないと思われる。
そのような路線に103Aとは、なんだか大げさでとても贅沢。

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反対の白看はもう既に撤去され久しいようであるが、この白看もあと数年内には朽ち果て、撤去されると思われる。
もしご興味のある方は、急がれたほうが良いようです。

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089.案内標識【石川/白河/郡山】

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所在 福島県須賀川市
標識コード 103A〈方面・方向及び距離〉
撮影 平成20/2008年2月
位置 37.286727, 140.375074
備考 現存せず

あまりにも久しぶりの更新で、溜まった写真から適当にアップしようと思って撮影日付を見れば、もう10年以上も前のもの。
令和の時代となって初の更新となる記念の1本は、貴重な103A〈方面・方向及び距離〉。

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撮影時、そばの建物が外壁工事中で足場が設置され、非常に撮影しづらかったことを覚えている。
それでも貴重な市街地の103Aを何とか記録しようと、壁にはいつくばるようにして撮影した。

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そういうわけなので、分かりにくいと思うが電柱の陰、速度規制標識の後ろに隠れているのがそれである。
支柱は何と木製。

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103Aというと、比較的幹線道路に多くみられる印象で、さらには吊り下げ式がほとんどだと思う。
しかし、この標識は路地裏のような市道に設置され、さらには木製支柱により立っている。
交差する道路は旧国道4号と推定され、ここに案内標識が建っていてもおかしくはないが、雰囲気からして相当古い時代に設置されたものとみられる。
可能性としては昭和30年代にまで遡るだろう。

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裏面は平らで補強等は無いタイプ。
木製支柱でこのようなタイプといえば、067.【長野/柏原】103Bがほぼ同じタイプと思えるが、それも相当に古そうなものだった。
このタイプは大抵真ん中の支柱部分を境に折れた痕が見られる。

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裏面の拡大画像。「KANTO-ENAMEL」と読める。これと同じ表記をどこかの白看で見たような記憶があるが、今は思い出せない。
この貴重な木製支柱+103Aの白看を、きれいに全体を写真に収められなかったことがとても悔やまれるため、できることならもう一度見てみたい。
しかし、現在この場所はすっかり整備され、風景もだいぶ変わってしまったようである。

ここに白看があったことなど、今ではもう誰も知らない。

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052.案内標識【郡山/会津若松市/会津若松市】

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所在 福島県会津若松市
標識コード 103A〈方面・方向及び距離〉
撮影 平成19/2007年2月
位置 37.517768, 139.991410

備考 現存せず

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051.【平/湖南】103Bの近くの、強清水の1本。
比較的貴重な嬉しい103Aタイプだ。
ここ今日清水は旧49号線の要衝だったと見え、白看3本が密集しており、蕎麦屋やお土産屋も固まっている。
国道49号は立派なバイパスができており、この一角だけ取り残されているようだ。

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いつものことだが、白看は今ではかなり人通りの少ない旧道にあることが多いので、写真を撮っているとかなり目立ち、不審がられる。
この時も、食堂の前を掃除していたおばさんに見られた。
天下の公道で、公共物を撮っているだけなのに、この肩身の狭さ。
それにしても、この今ではただの市道のような貧弱な道にこの立派な103Aタイプの白看。
この立地とのギャップが白看の大きな魅力のひとつ。

追記(H19.7/21)
この白看、会津若松市へのルートが2方向示されていますが、なぜわざわざ距離が長い方も示しているのか、という点が気にかかります。
もちろん、バイパスによるルート変更によるものなのでしょうが、ちょっと気になります。
普通のドライバーなら迷わず短い「9km」の方に進むはずです。
53.【新潟/猪苗代】103Bの記事で、旧R49のルートを確認していてふと思ったのですが、この区間の「滝沢バイパス」は旧道に比べ、会津若松市に向かってかなり迂回しています。バイパスというと距離が短縮されたものと思ってしまいそうですが、ここの場合はどうやら逆のようです。
即ち、距離表示の「12Km」の方がバイパスを、「9Km」の方が旧道を示しているらしいのです。
なので、単純に近道を行こうとすると、余計時間がかかってしまう可能性が高いです。
この白看は、「快適だけど遠回り?険しいけれど近道?ドッチ??」という、まさに急がば回れのような選択を迫っているのでした。
でも、あんなに迂回するバイパスなのに、旧道の険しさからその差僅か3km!
また、「滝沢バイパス」の供用開始年次が判れば、この白看の設置年次の推定もできそうです。
まあ、どうでもいいっちゃあどうでもいい追記でした。

追記2(R4.10/20)
たにつちさんから頂いたコメントにより、令和4年10月時点でこの白看も撤去されたことを知りました。
R49の名物白看もついに消滅ということになり、淋しい限りです。
僕が最後にこの白看を見たのは昨年の令和3年8月。
おおよそ昭和40年頃の設置と推測すると、約55年間もの間この地で旧道以来の国道49号線の盛衰を見守ってきたことになります。
哀悼の意を込め、最晩年の姿を大きな画像で掲載することにします。
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平成19年当時の画像と比較して、例えば最上段の「郡山」の矢印部分に着目すると、平成19年当時はまだ「白さ」が残っていますが、令和3年時点ではかなり青黒く変色しています。
この劣化は白看に特徴的なもので、白看から黒看(紺看に見えることもある)、そして錆看(茶看)へと変遷していくことになるようです。

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しかし裏側を見れば、ボルトは交換等のメンテナンスを受けているようにも見え、まだまだこの先もここに残されるような雰囲気がありました。この様子は、047-2.【福島県】101/048-2.【平/野沢】104に似ていました。
それが突然の撤去!(もっとも、白看を撤去する際にお役所はわざわざ僕に知らせてくれるわけでもないので、いつでもそれは突然なのですが)
長い間、お疲れさまでした。

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ちなみに、この画像も昨年令和3年8月のものなのですが、白看の足元の「手打ちそば」の看板はすっかり色褪せてしまっています。
この看板、平成19年当時はしっかり色味が残っていました。
平成に作られた看板ですら15年間でこれだけ褪色するのですから、50年以上も経ち続けている白看は、やっぱり偉いのです。

 

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035.案内標識【明科 松本/大岡 信州新町/上山田 上田】

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所在 長野県東筑摩郡麻績村
標識コード (仮)103A〈方面・方向及び距離〉
撮影 平成17/2005年
11月
位置 36.459646, 138.049461

備考 ニセモノ

一瞬だまされた白看もどき。なんか足りない。
カテゴリー分けは、そのぱっと見の雰囲気からやむなく103Aにしたが、ローマ字併記はおろか距離表記すらないので、103Aなんかじゃないことは言うまでもない。
けれども、なかなか馬鹿にできないこのニセモノ。
というのは、表面の劣化具合が白看の特徴的なそれと似ていて、案外いい雰囲気を醸しだしている。

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イマイチ雰囲気の出ない、条件としては完璧白看なんだけどちょっと新しく見えるのよね…という白看(持ち駒がなくなってきたら出てきます)に比べれば、その劣化具合においてその辺の新しめの白看より白看らしい?

けど、この白看もどきは吉兆だった。

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032.案内標識【水沢駅/仙台/盛岡】

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所在 岩手県奥州市
標識コード 103A〈方面・方向及び距離〉
撮影 平成19/2007年2月
位置 39.137063, 141.143196

備考

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031.【盛岡/仙台】103Bに続く、岩手県水沢駅周辺に6本ある白看群のうちの一本。
比較的数が少ないAタイプである。
これの位置は、031.【盛岡/仙台】103Bの反対側になる。
水沢駅周辺は白看が集中しているのに留まらず、このようにそのバリエーションが広いところが「白看のメッカ」たる所以なのである。
Aタイプは大きさ、文字の混み具合により迫力がある。カッコイイ!

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北側から、5/6本め。あと1本だ。

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027.案内標識【上宮守/釜石/遠野】

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所在 岩手県遠野市
標識コード 103A〈方面・方向及び距離〉
撮影 平成19/2007年2月
位置 39.386253, 141.345224

備考 表記は上書きされている。現存せず。

先日岩手に行く機会を得た。
これまであまり岩手に行く機会はなく、岩手の白看は実際には一本も見たことがなかったのでちょうど良い機会である。この際いくつか見てこよう。
相互リンク先の燦様のサイトにはこの白看が紹介されていたので、ちょうど通り道に近いし、僕は103Aタイプの白看をあまり見たことがないこともあり、地図で大体の見当をつけて寄り道してみた。

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とてものどかで風情のあるR396の旧道の街並を抜けると、あっけなく発見。
事前にその存在を知った上での遭遇なのでそれほど興奮はないが、やはり白看をナマで見られるのはウレシイ。
残念ながら逆光であまり撮影にはいい条件ではなかったが、まったく車が通ることもなく、道の真ん中に堂々といられるのでゆっくりと観察。
こういう記録的な撮影のときは、曇りくらいが光が穏やかで無難な写真を撮ることができてちょうどいい。
また、曇り空の下の白看はどこか淋しく、その全盛期であっただろう昭和40年代の雰囲気がより濃厚に感じられる気がする。全く個人的で勝手な昭和40年代のイメージだが、僕にはそう思えるのだ。

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さてこの白看、よく見ると上書きされているらしい。
自宅に戻り写真を等倍に拡大してみると、そこには上中下段にそれぞれ「?km 遠野 →」「23km 花巻」「4km 岩根橋 →」の文字を読み取ることができる。
詳細を調査していないが、R396新道の整備の際にでも書き換えられたのだろう。

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裏側は例によって「ロ型」で錆び錆びである。
白看の周りをウロウロし、しげしげと眺め、バシャバシャと撮っていると、突然背後に立っているスピーカーからサイレンのようなものが鳴り出した。僕は一瞬「あ、見つかった!」と思ったが(←なんでだ?!)、何のことはない、そのとき時計の針は正午を指していた。
そしてこの後、僕は水沢駅周辺の有名?な白看群を撮りに向かった。

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019.案内標識【西生寺/弥彦山/弥彦】

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所在 新潟県長岡市
標識コード 103A〈方面・方向及び距離〉
撮影 平成17/2005年11月
位置 37.691281, 138.791917
備考 ほとんど判読不可で廃標識状態。現存せず。

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前にも書いたが、新潟県内には現存する白看が非常に少ないと見え、僕はこれまで001.【新潟/津川】104008.【水原/月岡】103Bとこの白看の3本しか確認できていない(白看に準じたものなら021.【宮久/胎内スキー場】がもう1本存在した)。
海岸部は冬の強風と潮風によって劣化が早いのだと思うけど、山間部にないのは何故だろう?
カクエイさんがらみで比較的新しい道路が多いのとも関係あるのかな?
なんにしろ白看が殆ど見られないというのは、これから新潟県に再度引越しする予定の身としては甚だつまらない。

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さてこの白看、御覧の通り殆ど読めないまでに廃れてしまっている。
それでも尚残っているというのは、この標識が判読できない状態になっているために、設置した行政側も自分達が設置した道路標識であるということに気付いていないからであると思われる(ホントか?)。
僕もはじめ通りかかったときは、白看にしては不自然な大きさとその錆び具合に、地域の看板か何かだろうと思って通り過ぎた。
しかしやはり気になるので、車を降りて確認した所、どうもAタイプの白看なんじゃないかと。
僕はこのときAタイプを実際に見るのは初めてだったし、Aタイプは吊り下げられているものと勝手に思っていたのではじめは違和感を覚えたのだった。

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写真を撮って、うちに帰ってPCでコントラスト上げてみたりあれこれ試すと、そこに書かれていただろう文字がうっすら出てきた。
それを元に推定したものが右の写真。これじゃあまるで古文書解読ではないか。
白看カラーである赤の矢印と紺の文字を入れると大分白看らしくなった。
肝心の白である部分は全くないのだが…。
というわけで、これも白看であると断定してもいいのかな?
これホントに白看だよね…?(←不安になってきた)

ところで弥彦の近くのこの場所が、今は長岡市であることにびっくり。

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