追記 047.案内標識【福島県】/048.案内標識【平/野沢】(再掲)

047.案内標識【福島県】/048.案内標識【平/野沢】(再掲)

白看の淘汰がますます加速しているなか、なぜ鳥井峠の白看はいまだ撤去を免れているのか。
その理由がわかりました。

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126.案内標識【伊勢崎/前橋/太田】

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所在 群馬県伊勢崎市
標識コード 104〈方面及び距離〉
撮影 平成20/2008年12月
位置 36.290609, 139.182004
備考 現存せず

関東地方の場合、「歩道橋に白看あり」説が、一時期流布されていた。
本ブリグでも歩道橋に設置されている白看の例として、神奈川県の龍城ヶ丘歩道橋、群馬県の石原歩道橋などいずれも関東の歩道橋の例がある。
もちろん、関東以外でも滋賀県の道の駅「竜王かがみの里」前歩道橋、和歌山県の西汀丁歩道橋などの例があり、関東の歩道橋に限ったことではないのだが、個人的には関東の歩道橋への白看設置率が高い気がしていた。

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ただ、冷静になって考えてみれば、交通量の多い都市部には歩道橋が多く存在し、都市部ゆえ白看の設置率も高くなり、おのずと交差点に設置されることが多い歩道橋に白看も設置されたのであろう、という平凡な結論に達した。

余談が過ぎたけれど、すっかり全体が茶色に変色してしまった白看。
通常104タイプは方面表示が2か所であるのに対し、こちらは3か所表示され、イレギュラーな感じがして贅沢だ。

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歩道橋の白看は、手が届かない位置にあるが、階段を昇れば接近できる。
縁は案外ヨレヨレだ。
同じ群馬県の歩道橋白看である、066.【観音山】104も同じ104であるが、どちらもややイレギュラーな104であり、大きさも全く異なることからかなり印象が違って見える。

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124.案内標識【豊橋/浜松】

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所在 長野県下伊那郡阿南町
標識コード 104〈方面・方向及び距離〉
撮影 平成23/2011年6月
位置 35.247904, 137.736690
備考

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わが白看ブリグでは100.【茅野/白樺湖】104以来となる純104。
僕の大好きな104である。
必ずしも撮影順に掲載しているわけではなく、気分で掲載対象を選んでいるため、この白看の撮影日は遥か昔の2011年。
友達の結婚式に行くために、新潟から浜松までドライブした時のことだった。

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暗く細い、いかにも昔の山間部の国道といった風情の国道151号線を走っていると、発見。
白看本体はもちろん、そのロケーションも雰囲気たっぷりのとても良い白看だと思う。
立地の雰囲気は、どことなく013.【稲住温泉】103Cに似ている。
暗い森の中を走る道路の路肩に、ポツンと立つ白看。

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当時、付近では道路の拡幅工事が進んでおり、この白看もそう長くは持たないだろうなあ、と思った覚えがある。
全く勝手な印象だが、この白看をはじめ、016.【韮崎/岩村田】104100.【茅野/白樺湖】などのように、長野県は良質な104の産地であると思っている。
実際、裏面の雰囲気などに共通する部分が多く、同じ製造時期、製造者であることがなんとなく推測できる。
ストリートビューによれば、2017年時点で残存しているようだが、今も残っているのだろうか。
それにしても豊橋の95kmにしても浜松の100kmにしても、昭和40年頃にしてみれば、気の遠くなるような距離だったに違いない。

 

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109.案内標識【あつみ温泉】

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所在 山形県鶴岡市
標識コード 104〈方面及び距離〉
撮影 平成15/2005年3月
位置 38.725426, 139.778698
備考 〈104〉かどうかは微妙なところ

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これまたずっと昔に撮ったもので、それはもう16年近くも昔。
僕が「白看」というものの存在を知り、白看に着目し始めたころだ。
交通量の多い市街地の傍ら、現役のようにきれいな状態で、本当に「白看」なのかどうか半信半疑でカメラに収めておいたものだ。
一応白いし、ローマ字も大文字だ。なんか違う気もするけど…、そんな感じで。

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確かに白看の味わいには大きく欠け、実際白看と言っていいものかいまだに疑わしい。
おそらく白看期以降に独自に作られたもの、といったところだろうか。

ストリートビューによれば、2019年9月時点で現役でいらっしゃるご様子。
15年を経て、だいぶ傷んではきている様子だが、撤去する理由も見当たらないし、今後もしばらくはこのまま現役のままでしょう。

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105.案内標識【国道19号交差点】

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所在 長野県松本市
標識コード 104〈方面及び距離〉
撮影 令和2/2020年9月
位置 36.225752, 137.920252
備考 「.N.T」の意味わからず。→NineTeenか??

104.【松本駅】104 と一緒に設置されている。
「号」「点」の字体が特徴的。

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不可解なのは「交差点」の略と思われる「N.T」。
何の単語の略なのかちょっとわからなかったので、ご存じの方がおられたら教えてください。
僕は「NEAR 〇〇」と予想しているのだけれど。

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前記事でもお見せしましたが、背面ははしご型の補強。
背面の味わいは薄い。

追記
この「N,T」ですが、実はただの「Nine Teen」ではないかとの説が僕の中で浮上しました。
白看なんかでは、とにかく適当に英語入れとこ、みたいな表記が散見されるので…。
本当のところはもはや分かりませんが、いかがでしょうか、Nine Teen。

 

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104.案内標識【松本駅】

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所在 長野県松本市
標識コード 104〈方面及び距離〉
撮影 令和2/2020年9月
位置 36.225752, 137.920252
備考

国道158号線のこの場所は、僕の好きな岐阜の高山方面に行くときに必ず通るみちであり、おなじみである。
これまで何度か通るたび、一見普通の青看だけど、文字が大文字で趣のある青看だなあ、と気にはなっていた。
しかし流れの良い現役バリバリの幹線道路なこともあり、いつも車の流れに乗ったまま通過していた。
現役感満点の標識だし、急ぐこともあるまいと。
けれども、反対車線にもあったであろう同様の標識は既になくなっているようだし、油断はならない。
そういうわけで、初めての撮影に赴いた。

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「ものぐさ太郎」の看板が圧倒的であり、4車線をまたぐアーチ状のこの標識たちも霞んでしまいそうだ。
ご覧のとおり、この標識は国道158号線のおにぎりを挟むように2枚並んでいる。
ひとつはこの「松本駅」。
もう一つは105.「国道19号交差点」104 である。
前述のとおり、反対車線にも同様に標識があった痕が見られるが既にない。

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いうまでもなく、この標識はこのブリグでメインに扱っている所謂「白看」ではない。
しかし、ローマ字表記が大文字であること、字体、ローマ字表記に味があることから、ここでは旧青看的なものとして掲載する。
分類も、一応方面と距離を現していることから〈104〉としておく。
「駅」の表記が「.STN」であればよかったのだが、現行のような「.Sta」でもなく、「.S」。
あまり見かけない表記で、まるで「OKAMOTO'S」のよう。

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背面ははしご型で比較的近年のもの。
おにぎりは珍しい吊り下げ型なので、こちらもご丁寧にはしご型の補強入り。
なんと「ものぐさ太郎」に至っては両面式で、反対車線へのアピールを忘れない。
一方、反対車線はおにぎりのみで淋しく、アーチが過剰な感じでアンバランス。

交通量の多い幹線にいつまでも残ってほしい、下手な白看よりも趣のある不思議な標識である。

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100.案内標識【茅野/白樺湖】

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所在 長野県小県郡長和町
標識コード 104〈方面及び距離〉
撮影 平成20/2008年12月
位置 36.179257, 138.244086

備考 現存せず

ついにこの細々と続いている白看ブリグも100本目に至った。
開始から約16年、ようやく3桁到達である。
そういうわけで、記念すべき100本目は僕の特に好きな104〈方面及び距離〉から。
撮影年月日を確認してみると、2008年、驚いたことにもう12年も前のことである。

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この時は蓼科に遊びに行ったときで、冬枯れの夕方にとてもよく似合う上質の白看が見つかり喜んだのだ。
冬枯れの景色の中の白看、それも104と言えば、記念すべき白看ブリグ1本目の001.【新潟/津川】104 を思い出す。
白看の傷み方にも様々あるが、このような表面の塗装が錆で浮き上がり、毛羽だったように剥がれるタイプは趣のある傷みのひとつ。
矢印の赤色の残り具合、ペンキで書いたような手書き感の強いフォント、判読できる程度に消えた文字など、朽ち具合が絶妙であり、個人的にはかなり質の高い白看であると思っている。

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裏面は完全に錆で茶色。
じっくり眺めていると、016.【韮崎/岩村田】104 に非常によく似た雰囲気を持っていることに気づく。
どちらもちょうど同じ長野県内の白看。
左下に見られるステッカーまでよく似ている。
016.【韮崎/岩村田】104 も僕の気に入っている白看のひとつだ。

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この白看、掲載するにあたり、場所の確認のためにグーグルマップで確認したところ、残念ながらすでに撤去されてしまっていた。

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047.案内標識【福島県】/048.案内標識【平/野沢】(再掲)

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所在 福島県耶麻郡西会津町
標識コード 102〈都府県〉/104〈方面及び距離〉
撮影 令和2/2020年1月
位置 37.659013,1390576779
備考 2004年、2007年に続き、3度目の撮影

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この白看は圧倒的である。
過去に二度見ているが、もう一度見たいと思っていた。
僕の住んでいる新潟市からは車で約1時間ほど。いつでも行ける距離だ。
しかし、なんとなく先延ばしにしてきた。
だが、白看の淘汰が加速度的に進んでいる今、この白看もいつまであるかわからない。
諸行無常なのである。
All Things Must Passなのである。
悠長なことも言っていられない。
秋に一度来ようかとも思ったが、今年は新潟県内ではクマの出没が異常に多く、怖かったので控えた。

そういうわけで、この度この白看のもとへ再訪したので、白看ブリグでも047.【福島県】101/048.【平/野沢】104 として既出の白看ではあるが、特別編ということで有名なこの鳥井峠の白看を再度取り上げることとする。
この特別な白看の雰囲気を存分に味わっていただければ幸いです。

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以前は旧道の集落を過ぎ、道の舗装が途切れるあたりにクルマを止めて歩いたが、今は立派なトイレ付きの駐車場が現道沿いに整備されているため、車はそこに止めて長靴に履き替え、歩く。

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今年の異常な暖冬のおかげで、新潟‐福島の県境でさえほとんど雪がない。
おかげでこんな真冬に来ることができる。
平年ならとっくに雪に埋もれていることだろう。

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未舗装の旧道を歩くこと約5分、辺りが明るく開けると、あの特徴的なシルエットが見えてくる。
この峠には、近年送電設備らしきものがが整備されたために、以前よりも辺りが開けた印象になっている。
電柱のような人工物もあるため、廃道感はほとんどなく、怖くはない。
さあ、近づいてきた。

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ああ、この未舗装の貧弱な旧国道にポツンと威容を放つこの存在感。
華奢な支柱に不釣り合いな重厚な本体。
現在の青く爽やかに輝く案内標識にはない、景観にマッチする独特の配色。
それがさらに錆と褪色によっていっそう味わいを増している。
周囲は冬枯れ。
なんてすばらしい。白看を鑑賞するうえで味わいとなるすべての要素がこの一枚には詰まっている。
まずはカメラを向ける前にじっくりと鑑賞する。

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とにかく圧倒的。
看板の板面が下向きに傾いているため、白看に見下ろされている気分になる。
そして2枚に見えて実は1枚板という大胆さ。
重量も相当なものだろう。
貴重な〈102〉都府県に、僕が一番好きな〈104〉方向及び距離という最高の組み合わせ。
ずっと眺めていても飽きない。

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裏はもちろん「ロ」型。この「ロ」の面積も通常にはない大きさだ。
真っ赤に全面さびているが、穴あき等の傷みはなし。

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よくよく見てみると、「□」の部分と板本体を固定しているボルトは非常にきれいに見える。
錆も全くないようだ。
実はこの白看は定期的にメンテナンスされ、ボルトも新品に交換されているのではないかとも思ったが、吊り下げ部のそれはサビサビ。
どうもそういうことでもなさそうだ。

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支柱の下方には謎のひっかき傷が。
クマによるものか、草刈等の時につけられたものか。

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支柱根元の状態も見たところ特に異状はなく、ありがちな根元からポッキリ折れる、ということもしばらくはなさそうだ。
総体的にこの白看、実は非常に状態が良い。
傍の送電設備は整備された際に撤去されてもおかしくなかったはずだが、生き延びた。

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この鳥井峠の旧道は往来はほとんどないはずで、この白看が実質的に機能を果たしているとは思いにくい。
そうなると、この白看は何らかの意図のもとに残されていると考えてこともできるのではないか。
この歴史的な白看を将来、ぜひ保存、活用していただきたいものだ。

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先達により、付近には「新潟県」と「津川町」の白看の残骸も発見されているようだが、今回は見当たらなかった。
雪や落ち葉に埋もれている可能性もある。
こちらもぜひ自分の目で見てみたい。
その後、また次回の再会を願いつつ、後ろ髪を引かれながらこの場を後にした。

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この白看も、いつ撤去されても不思議はない。
もし白看好きの方で未見の方がいらしたら、是非実物を見て頂きたい一枚である。

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066.案内標識【観音山】

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所在 群馬県高崎市
標識コード 104〈方面及び距離〉
撮影 平成20/2008年12月
位置 36.315267, 138.998626

備考 距離の位置が通常の104と異なる。現存せず。

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蓼科に行った帰り、高崎市街の交差点を走り抜けていると、助手席の彼女が「あ、しろかん」と声を上げた。
「ローマ字があったかは判らなかったけど、色褪せた矢印があったような…」
おおっ、これは。
長年に渡って僕の白看ハンティングを間近で見てきた彼女は、すっかり白看というものがなんなのかよくご存知だ。
さらに僕が、「白看見つけたらアイスね」と常々士気高揚にも努めてきた成果も表れ、白看の気配に優れた反応を見せるようになっている。
交差点の進行方向に直行する路線上に、一瞬見えたという白看「らしきもの」。
引き返して確認しに戻るか、どうせ見間違いだろうとそのままクルマを進めるか…。
もはや彼女の感覚は侮れない。
急遽クルマを転回させ、確認しに戻ることに。

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見ればそれは見紛うことなき、正真正銘の白看。
サイズも比較的小さく見えるのに、よく見つけたもんだ!
ところでこの白看、なんか寂しい。
104なのに行き先が一箇所なのだ。
それに、距離が地名の右横にではなく、下にぽつんと書いてある。
しかし、色褪せた矢印、モザイク状にヒビの入った表面、丸みを帯びたフォント、まさしく文句なしの白看だ。
103Cでも代用できそうだが、104好きとしては嬉しい限り。

彼女曰く、神奈川での経験から関東の街中では歩道橋にありそうだったから見てた、とのこと。
僕は彼女の成長ぶりを頼もしく思いながらも、すっかり見つけられなくなってしまった自分を寂しく感じつつ、歩道橋に向かってカメラを向けた。

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047.案内標識【福島県】/048.案内標識【平/野沢】

L1030909_1024

所在 福島県耶麻郡西会津町
標識コード 102〈都府県〉/104〈方面及び距離〉
撮影 平成19/2007年4月
位置 37.659013,1390576779

備考 1枚の鉄板によりできている。

白看ブリグの再開を一人で祝し、超強力な白看をば。
この白看はもちろん自分の発見ではなく、dark的道部屋 様での情報をみて、3年前に初めて見に行き、例によって今回再撮影に行ったものだ。
新潟側の旧道が未舗装になる手前に車を停め、そこからは徒歩で峠に向かう。
前回訪れた時もそうだったが、峠(というほどでもないが)まではスグだと思って歩き出すと、なかなか遠く感じる。
このスグ先にはアノ白看が立っている!というドキドキ感もあり、だんだんと近づくにつれ緊張してくる。
が、なかなか白看は現れない。
撤去されてしまったかっ?!と一瞬悪い想像をしたが、それは今年も立っていた。

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この場所は午前に行くと逆光となり、なかなかキレイにはその姿を見せない。
前回も今回も午前である。
やすやすとその完全な姿を見せないところにこの白看の神秘さと荘厳さが感じられる。

…それにしてもこの白看の存在感といったらどうだろう。
二種類の看板を1枚にまとめているのでサイズが大分大きく、そんな立派なものが現在では1車線ほどの幅しかなくなった未舗装道路にぽつんと立っているのだから、看板自体の圧倒的な存在感と、反対にすっかり旧国道としての存在感を失った道路との大きなギャップに、そこはかとない不気味さすら感じられる。
うまく言えないが、僕はこの白看がちょっと「怖い」。
それは、いつ見えるかいつ見えるかと思って歩いていくうちに、木の陰から逆光に照らされた大きなシルエットが突然にゅっと出てくるせいもあるだろう。

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裏側の大きな錆びた「□」。
背面にさえも大きな存在感…。

ところで、よく見ると表面の「168.9」の文字から下段の「17.0」、さらに下段の「県」にかけて、一筋の傷がある。結構深い傷と見え、錆びている。
一体何による傷だろう。トラックなどに傷つけられた白看は良く見かけるが、この傷はそうやって付くようなものでもない。
それとも何かが落ちてきた??
どうでも良いことだけど、なかなか付きそうもない傷跡なのでちょっと気になる。

冬には深い雪に覆われると思われるが、それでもまだ立っている。
次々と全国の白看がなくなってゆく中、この白看は当分健在であるだろうし、そうであって欲しい。

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