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078.指導標識【一時 STOP 停止】/規制標識【一時 止まれ STOP】

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所在 山形県南陽市
標識コード 408〈一時停止〉→336〈一時停止〉
撮影 平成18/2006年6月
位置 38.073500, 140.135381

備考 2度にわたり再利用されている。

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かつて、山形県上山市内で貴重な022.【一時止まれ STOP】(山形県上山市)を発見し、その写真がイカロス出版『酷道をゆく』に使用されたことがあった。
発見から2か月後、それにも劣らぬ貴重な標識が見つかった。

残念なのは022と異なり、こちらはペンキで上書きされて再利用されたものであることだった。
再利用の跡は、上段が「17km 長井 ↑」、下段が「↑ 宮内駅 200m」と読める。
長井までここから17kmもあるか疑問なので、読み違えているかもしれないが、 イメージ的にはローマ字併記のない103B〈方面・方向及び距離〉だろう。

なるほど、貴重な初代一時停止が案内標識に再利用されちゃったのかー、残念、と思いきや…、よくよく見ると、中央部にうっすらと「止まれ」の文字が読み取れる。
ということは…、さらによーく目を凝らしてみると、「宮内駅」の地の下に、「STOP」の文字が!

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つまり、この標識は2度上書きされており、設置後、昭和35年12月まで「一時 STOP 停止」の408指導標識として使用された後、昭和35年の指導標識の規制標識への統合に合わせて、律儀にもデザインをそれに合わせる形で「一時 止まれ STOP」336の規制標識に再利用された。
さらに、昭和38年3月に八角形の一時停止が廃止され、「一時停止」を示す標識がお馴染みの逆三角形となった際に「一時停止」の役目を終え、案内標識へと再再利用された、と推定できる。

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1枚の標識にも歴史あり。
オリジナルの状態こそ保っていないが、1枚の標識のもつ歴史に思いを馳せれば、これはこれで貴重な標識といえる。

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