« 092.案内標識【長野県】 | トップページ | 094.案内標識【寺泊/弥彦山/弥彦】 »

093.案内標識【新潟/平】

L1060613_1024

所在 福島県麻耶郡西会津町
標識コード 103B〈方面・方向及び距離〉
撮影 平成20/2008年2月
位置 37.628629, 139.628653 
備考 撤去後一時道の駅西会津に展示されるもその後行方不明。現存せず。

L1060618_1024

今では車さえもあまり通らなくなってしまったような、1車線の細い路地裏に、立派な103Bがそびえたつ。
今の目で見ると、どう見ても不自然に映るこの風景。
現在、この白看に案内されるドライバーはほぼ皆無であろう。
しかし当時は旧国道49号線との交差点に位置し、現在の磐越道の始点と終点、すなわち新潟県新潟市と福島県いわき市を左右に見る分岐点であり、そこに立つこの白看は重要な役目を果たす標識だったものと思われる。

L1060614_1024

裏面はみんな大好き「ロ型」。設置年代も古いのだろう、昭和40年代初頭頃だろうか。
平(たいら)という地名も、今ではいわきと表示されるところ、なんとも古めかしく趣深い。
新潟の「潟」の字がサンズイに「写」の略字体であればもっと味わい深かった。

L1060603_1024

どうみても周囲の風景にはミスマッチ。
このミスマッチさを味わうのも白看鑑賞の際の醍醐味のひとつ。

さてこの素晴らしい白看であるが、この撮影から間もなく撤去されてしまったようで、そこまでは残念ながらよくあること。
しかし何と、近くの道の駅に展示されるという非常に稀で奇妙な運命を辿ることになる。
その道の駅とは、上記のとおり「道の駅西会津」。
以下の写真は、上掲写真の翌年の平成21/2009年撮影。

L1110363_1024

このように駐車場の一角に、それも手の届くところに、解説板とともに展示されたのだ!
これは白看保存における画期的な事例といえる。
福島県喜多方建設事務所の英断、すばらしい。

L1110364_1024

吊り下げ式だった白看が、手の届くところにあるのが嬉しくて、無駄に近づいて撮ってみる。

L1110360_1024

ところでこの保存第1号と思われる白看、好事家の間では当時ちょっとした話題になったのだが、それからほどなく、道の駅のリニューアルに伴い姿を消してしまった。

L11103630_1024

なくなってしまった経緯はわからない。
折角解説板まで作ったのだから、移設はできなかったのだろうか。
やはりこうして、どうやっても白看は姿を消してゆく運命なのであった。

追記
本文中にもあるとおり、僕が知る限り初めて保存されるという幸運を掴んだこの白看でしたが、保存先からも撤去されてしまい、その後の消息は不明です。
比較的状態も良い、美しい103Bでした。

|

« 092.案内標識【長野県】 | トップページ | 094.案内標識【寺泊/弥彦山/弥彦】 »

04.白看103B〈方面・方向及び距離〉」カテゴリの記事

107.福島県」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 092.案内標識【長野県】 | トップページ | 094.案内標識【寺泊/弥彦山/弥彦】 »