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050.案内標識【指浜】(再掲・3.11震災前後)

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所在 宮城県牡鹿郡女川町
標識コード 105〈著名地点〉
撮影 平成18/2006年7月
位置 38.470672, 141.48154
備考 現存せず

再撮影ではない。
今日で2011年3月11日の東日本大震災から10年が経った。
僕自身は、幸いにも直接の被害は被っていないものの、東北生まれ東北育ちの身としては、思うところがあるものだ。
とはいえ、白看ブリグはそのような僕の思いなどを開陳する場ではないし、そうしようとしたところでうまく書くことはできない。
そのため、白看的に思うところを書く。

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既にこの白看は、050.【指浜】105で掲載済みである。
僕は2006年、今から15年近く前、震災の5年近く前にこの白看を撮影している。

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これは、Googleから引用した、同地点の2011年8月、震災から5か月後の画像である。
白看がなくなっていることはもちろんのこと、白看の傍に立っていた民家は、門と塀の一部を残してなくなっている。
もう、ないのだ。

前回掲載の記事にも書いたが、この白看を撮った15年近く前、僕はここでオジサンの姿を見た。
会釈くらいはしたようだ。
少なくとも言葉は交わしたのだ。
けれど、そのオジサンは今もご健在か、震災前に亡くなったか、震災により亡くなったか、今の僕には知るすべもない。
名前も知らなければ、顔すら覚えていないのだから。
かつてここにあった白看を再び見ることはできないし、そのオジサンに再び会うことも、そのオジサンの生死に関わらず、二度とないだろう。
もう、ないのだ。

Img_7128_1024

一期一会。
ありふれた言葉だけれど、これは人にも白看にも当てはまる。

震災を持ち出してまで白看の話題か、と叱られそうだが、僕は大真面目にこれを書いている。

 

 

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