« 147.指導標識【高さ制限 CLEARANCE】 | トップページ | 149.案内標識【下郷町】 »

148.指導標識【高さ制限 CLEARANCE】

Dsc_9429_1024

所在 岩手県一関市
標識コード 404〈高さ制限〉
撮影 令和5/2023年5月
位置 38.992949, 141.282362
備考

Dsc_9425_1024

トンネルの向こうの147.【高さ制限 CLEARANCE】を撮り終えた後、怖いトンネルを小走りに走り抜けて反対側にやってきた。
こちらにも同じものが立っている。
両端にこんな貴重な旧型標識を擁するとは、なんて貴重かつ贅沢なトンネルなのだろう。
こちらも当然反対側と全く同じものであるが、こちらの方が比較的日当たりが良いのか、赤色の帯と「3.7m」の文字は完全に褪色し、読めなくなっている。

Dsc_9419_1024

こちらは裏側もよく見えるので確認してみるが、特段文字情報はなし。
「KANTO-ENAMEL TOKYO」のロゴを期待したが、それはなかった。
標識正面のすぐ下の支柱のところには「県」の文字が見えるが、それ以下は読み取れず、何が書いてあったのか知ることもできない。

Dsc_9427_1024

すぐ近くにはやはりかなり古いものと思われる202〈屈曲あり〉が。
見慣れたもので珍しくもなんともなく感じるが、実はこれも404〈高さ制限〉と同じく昭和25年に制定されたものの一つである。
ただ、その後ずっと継続して現役であるため、全く珍しさは感じない。
しかし、一枚板でできているところから相当に古い時期に立てられたものだということはわかる。
足元のざるの上ではなにか山菜らしきものが干されていて長閑。

Dsc_9413_1024

さて、貴重な古い2枚の旧型標識が建てられているこの道路、現在は通る車もいない寂れた市道である。
しかし、このように古い標識が建てられているということは、かつては幹線道路として人々の往来を助けていたはずだ。

1975

これはお馴染み国土地理院が提供している1975年の航空写真から、同地区を切り出したものである。
画像中央右寄り上方、国鉄大船渡線をまっすぐ南北に貫いている細い道路がこの道=当時の県道19号線である。
実はこのトンネルは国鉄大船渡線との立体交差なのである。

細々と北に線路を貫いたこの道は、すぐにヘアピンカーブで180°折り返し、直角カーブを経て、今度は北から線路を貫いて北西に進んでゆく。
一方で、画像の下方では太くきれいな逆Ω型の道路を工事中の様子。こちらが現在の県道である。
この道は県道19号線の旧道だったのである。
旧道にしても現道にしても、なぜ大きなカーブを描くように画像中央部を迂回しているのかは謎だが、付近に国道はないことから、当時から県道19号線は一関市と旧大東町を結ぶ重要な幹線道路だったはず。
有名観光地である猊鼻渓に行く行楽客も多く通ったことだろう。

そう考えれば、この貧弱なこの道への手厚い標識の設置もリーズナブルなことである。

|

« 147.指導標識【高さ制限 CLEARANCE】 | トップページ | 149.案内標識【下郷町】 »

09.その他の旧型標識〈警戒/規制/指示/指導標識〉」カテゴリの記事

103.岩手県」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 147.指導標識【高さ制限 CLEARANCE】 | トップページ | 149.案内標識【下郷町】 »